感染が拡大すれば日本だけで3200万人が感染し、
最悪の場合64万人が死亡するといわれている「新型インフルエンザ」。
「新型インフルエンザ」とはどのような病気なのかを検証し、
「新型インフルエンザ」への対策や最新情報をお伝えしていきます。
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新型インフルエンザウイルスとは、
動物(特に鳥)のインフルエンザウイルスが人に感染し、
人の体内で増えることができるように変化し、
効率よく感染できるようになったもので、
このウイルスが感染して起こる疾患のことを
新型インフルエンザと言います。
新型インフルエンザウイルスの出現は、
現時点では、誰にも予測することは出来ないのが現状です。
ひとたび、新型インフルエンザが発生すると、
ほとんどのヒトは免疫を持っていませんので、
容易に人から人へ感染し、
急速な世界的かつ爆発的大流行(パンデミック)を起こす危険性があります。
現時点では、このような性質を持つ
新型インフルエンザの発生は確認されていません。
新型インフルエンザウイルスとは、
本来は動物(特に鳥)にしか感染しないインフルエンザウイルスが
人に感染し、体内で増えることができるように変化して
人から人と効率よく感染できるようになったウイルスであることは、
先述しましたので、お分かりいただけたかと思います。
インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型があり、
毎年流行するソ連型、香港型などのは、ほとんどがA型に分類されます。
A型インフルエンザウイルスは変異しやすいという特徴があり、
常に変化を繰り返しています。
また、A型インフルエンザウイルスは
数年から数十年単位で大変異を起こします。
これが、いわゆる新型インフルエンザウイルスです。
A型インフルエンザウイルスは、元々は鳥インフルエンザウイルスだったもので、
鳥インフルエンザが新型インフルエンザに変異すること自体は、
過去から繰り返されてきた事実なのでなのです。
小さな変化であれば、感染したとしても免疫によって対応することが可能ですが、
新型インフルエンザは、現在獲得している免疫では対応することができません。
そのため爆発的な大流行(パンデミック)を起こす可能性があるのです。
これまでに起きた新型インフルエンザの大流行は、
20世紀では、以下の新型インフルエンザが流行しました。
1918年(大正7年) スペインインフルエンザ
1957年(昭和32年) アジアインフルエンザ
1968年(昭和43年) 香港インフルエンザ
1977年(昭和52年) ソ連インフルエンザ
これらはいずれも世界的に流行し、多くの死亡者を出しました。
スペインインフルエンザは日本では38万人の死者を出したほどです。
こうした新型インフルエンザは、10年から40年の周期で流行してきましたが、
次の新型インフルエンザがいつ出現するのか、予測する事は不可能です。
また、過去の例から、流行の季節が冬とは限りません。
新型インフルエンザの大流行は、この数十年間なく、
現在世界的規模で発生している、
高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1)が
新型インフルエンザウイルスに変異することが懸念されているため、
パンデミック(世界的かつ爆発的な流行)の可能性が考えられています。